2023年 秋季リーグ戦 vs 東洋グリフィン・日大経済キャバリアーズ(合同)戦

バッカス連続完封勝利で連勝
2023年10月22日 @東洋大学川越グラウンド


1Q2Q3Q4Q
早稲田バッカス14714035
東洋グリフィン・日大経済キャバリアーズ(合同)00000

 

【STATS】

初戦の慶應アウトサイダーズを60-0(3Qコールド)で下した東洋・日大経済合同チーム(以下合同)。フェニックス出身QBのパス攻撃にどう立ち向かうか緊張があった試合前であったが、前戦の思わぬ登録選手違反から、多くの選手が出場停止となった合同。わずか13人の合同チームに対して、バッカスはいつも通りの試合運びで冷静にリーグ戦連勝し、関東選手権出場に向けて貴重な連勝となった。ディフェンスは2試合完封、オフェンスはよりプレーの理解を深めることが必要と思われる。次戦は11月12日慶應アウトサイダーズ、プレーオフへ向けての重要な一戦となる。


合同のオフェンスで試合開始。3ダウンからオプションピッチのファンブルをLB佐々木(1年三田)がリカバーしターンオーバーで合同陣29ヤードからのシリーズ。スウィープ、ミドルのランでゴール前5ヤードまでせまる。最後はT金井(3年城北)の好ブロックで外へ展開した主将FB雑賀(3年芝工大柏)がエンドゾーンへ走り込み先制のTD(キック失敗6-0)。
合同は元フェニックス日大QBのパスとバックスのランのコンビでオフェンスを展開。パス失敗のあとのオープンランはLB井澤(2年早大本庄)が素晴らしい反応でロスタックルし、合同に攻撃の糸口を与えずに3アンドアウトで攻守交代。合同陣38ヤードからのセカンドシリーズ、未経験の1年生ながらスピードのある走りを見せるHB近藤(1年安積)が二度連続のキャリーで合同陣18ヤードまで前進。FBに入った井澤の力強いランに続きQB柴崎(3年市川)がスウィープフェイクのカウンター、最後はスピードでディフェンダーを振り切りTD。2ポイントコンバージョンも決めて14-0とリードする。バッカス3-5ディフェンスは危なげなく試合をコントロールし、ドロープレーにも反応よくDT山口(1年三田)、金井がロスタックルを浴びせてダウン更新を与えない。

次のバッカスのシリーズではスナップミスにより3ダウンロングとなり、ダウンの更新ができずにFGをトライするも失敗。この試合初めての無得点シリーズとなった。続く合同陣26ヤードからの合同の攻撃では3ダウン12からパスを決められこの試合初めてファーストダウンを更新。しかし次のシリーズではオプションピッチをLB佐々木がしっかり仕留め、前半残り少ない時間での4ダウンギャンブルも止めてバッカスのオフェンスへ。
前半最後のシリーズでのファーストプレーではTDをとったQBカウンターでゲインを狙ったが、CBとの勝負で内側にカットを切ったQB柴崎が負傷退場しスターバード(4年ICU)がQBに入る。HBハンドオフ後にファンブルしたが、こぼれたボールをG佐藤航輔(2年三国丘)が確保してサイドライン際を好走。前半残り1分で合同陣20ヤード付近でチャンスを得るとHBに入った佐々木がファンブルの汚名挽回のTDラン。T寺下(3年早稲田渋谷シンガポール)、TE齋藤(4年熊谷)のイニシャルブロックに加え、ダウンフィールドに次々と出てきたFB井澤、C伊藤(1年早大学院)、T山口のブロックに支えられての見事なランプレーでのTD。前半を21-0で折り返した。

バッカスオフェンスで後半開始。いきなりHB近藤の32ヤードランで合同陣に入ると2プレー目にFB雑賀が35ヤードを走り切り3プレーで75ヤードゲインのシリーズを締めくくった。やや気落ちした13人の攻守兼任の合同チームの足が止まり出したシリーズとなった。
とにかく得点をあげたい合同はQBのパス能力にかけるが、3ダウン9からのロングパスをCB梶川(3年愛光)がナイスカバーからのカットで阻止。4ダウンギャンブルのパスもノーゲインでシリーズを終了させる。
ここからのオフェンスシリーズはフレッシュなメンバーを各所に投入。QBグライナー(2年立命館慶祥)がオフェンスをリードする。G飯久保(1年甲府第一)、TE橋本(2年桐蔭学園)に加え経験豊富なWR後藤(2年早大学院)も落ち着いたプレー。一度ダウンを更新して合同陣8ヤードからG嶋本(2年早大学院)、TE橋本、T寺下、C佐々木らが中央の分厚いブロックで走路をあけ、FB井澤がエンドゾーンへ走り込む。この試合最後のTDでさらに点差をひろげた。

4Qに入る。合同の攻撃に対し、バッカスディフェンスはNG渡辺涼介(2年熊谷)が中央を支配するなど危なげなく試合を進めた。バッカス最後のシリーズはQB上山(1年海城)を起用。HB近藤のスウィープなどでゴール前2ヤードまで迫ったが、ここで痛恨のスナップミスからのファンブルロストでデビュー戦TDはならずほろ苦いデビュー。
次の合同のシリーズを抑えて最終スコア35-0でバッカスの勝利。現時点で慶應ダックスとともに連勝でディビジョン首位にならんでいる。