2018年 リーグ戦 明治シティーボーイズ戦

2018年リーグ戦初戦 関東選手権出場を目標に掲げるバッカスにとって絶対に負けられない試合。
初戦の緊張そのままに3点先取されたまま前半終了。しかし後半本領を発揮し逆転勝利。無事白星スタートを切った。

1Q2Q3Q4Q
明治シティーボーイズ
早稲田バッカス1421

【STATS】
2018年リーグ戦 開幕戦 明治大学シティーボーイズとのゲームは、前半はオフェンスの歯車がかみ合わずリードを許すが、後半に挽回 21-3 で勝利した。オフェンスはパスに課題、ディフェンス、キッキングは及第点。

バッカスのキックオフで始まった試合。ディフェンスが落ち着いて明治シティーボーイズ(明治シ)のファーストシリーズを封じた後のパントを見事にブロック。
敵陣30ヤードからの絶好のポジション。ファーストシリーズのQBは倉田(2年)。ファーストプレーのTEへのパスは不成功で、残り2回のランもファーストダウンに届かず。FGを選択し、K益山のキックはわずかに左にそれて不成功。立ち上がりの先制機を逃した。続くシリーズもCB加藤(4年)のファンブルフォースで、敵陣25ヤード付近からの攻撃。ファーストプレーのパスをインターセプトされてディフェンスの活躍を台無しに。
その後、ディフェンスはほぼ完ぺきに明治の攻撃を押さえ、ファンブルリカバーも含めて、オフェンスに託す。倉田、東野(3年)両QBは、ファーストダウンのパスから組み立てようとするが、精度とスピードを欠いたパスは不成功に終わり、実質2度のランプレーでのファーストダウンには届かない。さらに、好機での2度のインターセプトと、オフェンスは自ら相手にモメンタムを与える結果に。ディフェンスは、そのモメンタムを引き戻そうとアグレッシブにボールに向かい再三のQBサック、ロスタックルを浴びせる。
試合が、動いたのは2Q中盤。明治のスプリットバックからのクロス気味のプレーからのランが決まりだし、この日初めてバッカス陣へ。フォースダウンからのFGは、強風にも乗り、40ヤードのFG成功で明治先制。(0-3)
相変わらず、攻め手を欠くバッカスオフェンスは、オープンピッチのミス等、シリーズの組み立ての糸口もつかめないまま前半終了。

後半のリターンを青木(4年)が右サイドラインを見事に走って明治陣35ヤード付近まで前進。明治の反則もあり、明治陣20ヤードからバッカスの攻撃となる。ここから、FB奥野(2年)のパワーラン、TB益山のタックル、オープンでのダウン更新で、明治陣10ヤードまでせまる。最後は、TB青木がエンドゾーンへ走り込み逆転。(キックG 7-3)

バッカスディフェンスは、LB加治(4年)、DL山本(3年)を中心に明治オフェンスを引き続き押さえこむ。後半、ランプレー主体に変えたバッカスオフェンスは、新田(2年)、主将小野(3年)、大西(3年)渋谷(2年)を中心とするOL陣が期待に応え、しつこいブロックでRB陣のゲインを支える。消耗してきた明治ディフェンスラインに対し、ファーストダウンを重ねるしつこい攻撃から3Qxx分にゴール前3ヤードまで迫り最後は、TB益山のパワーオフタックルでエンドゾーンへ。(キックG 14-3)
バッカスのキックオフは風にも乗りエンドゾーンへ。明治の25ヤードからの攻撃を3アンドアウトで抑える。やや浮足だった明治はここでパントのスナップをオーバー。試合残り6:35、明治陣10ヤードからバッカスの攻撃。

ラン攻撃主体に変えたバッカスに対し、明治ディフェンスも3メンフロントから5メンフロントに変えるもランで攻める。FB山崎(3年)のセンターウェッジで2ヤードゲイン。つづくプレーで小野のナイスブロックの外を駆け上がったTB青木がエンドゾーンに飛び込んで勝負を決めた。(キックG21-3)